BF1:拠点の制圧に関する思考
BF1で多くのゲームモードには拠点の存在が絡んできます
コンクエストでは敵をキルしてもチケットに加算されますが、拠点を制圧したことで加算されるチケットの方がウェイトを占めることが多く、拠点の存在は無視出来ません
ドミネーションでは拠点を取らなければチケット数が増えないので、拠点を巡る攻防が激しくなります
今回は基本的な拠点の制圧に関する思考の仕方について書いていこうと思います
コンクエスト主体で書きますのでその点ご了承ください
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拠点の制圧をするにあたって特に開幕初動の動きは大事です
最たる例はARGONNE FOREST(以下アルゴンヌと表記)でしょう
アルゴンヌはA~Eまでの拠点があり、中央にC拠点があります
開幕直後からCに向かって全力で向かっていくプレイヤーが毎回何人かいることかと思います
何故でしょうか?
アルゴンヌのC拠点は一度制圧されるとそこを基点にラインを形成出来ますし、何よりC拠点は射線が非常に通りやすく奪取が難しいからです
C拠点は遮蔽物がほぼない地点である上にBからDにかけて一直線に射線が通っているためC拠点を睨んでの撃ち合いに発展することが多くあります
両サイドの進行ルートも待ち伏せで対処されやすいですし、両チームの実力が拮抗している前提で書くならばアルゴンヌのC拠点は奪い返すのが難しい拠点の1つといえます
そのためラウンド開始と同時にスポーンした場合はC拠点に向かうのがベストです
他のマップでもラウンド開始と同時にスポーンしたのであれば出来るだけ中央の拠点あるいは中央寄りの拠点を取るようにしましょう
コンクエストは(よほどチームバランスが悪くなければ)中央の拠点を取り合うことがメインになるので初動でその拠点を押さえることでアドバンテージを取れます
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拠点の制圧は単独だと非常に時間がかかるためあまりお勧めは出来ません
分隊員が自分からリスポーンする見込みがある、拠点周囲に味方がいてこちらに向かっているのであれば先に拠点を踏んでおくというのは手です
フラッグを無効化しない限りコンクエでは拠点周囲に敵はリスポーン可能なので、出来るだけ2人以上で制圧を行いましょう
そうすればお互いの死角をカバー出来ますし制圧速度も速くなります
逆に拠点の制圧で人が集中しすぎるのは良くありません
その間に別の局面で不利になっている味方が出てくる、あるいはラインが薄くなったり守りが手薄になったりする可能性が出てくるからです
拠点の制圧には最大で4,5人いれば基本的には事足ります
それ以上の人数が制圧に回っている場合は、散開して手薄になっている部分への対応に回ったり拠点周囲のクリアリングを行ったりするのが良いかと思われます
コンクエで負ける原因の1つに回遊魚をしすぎている場合があります
回遊魚とは大勢の味方が固まって動き回っている状態を指したものです
大勢で動き回っているため突破力こそはありますが、逆に他の局面や部分で押し負かされやすくなりますし無視され続けると水槽でただただ泳ぎ回る魚のようになってしまいます
単独で動き回りすぎるのも良くないのですが、何も考えずに味方についていくだけなのも出来れば避けたいところです
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以上のことを簡単にまとめますと
・ラウンド開始時には前進して中央の拠点制圧へ向かう
・制圧をする時は最低2人以上、最大でも5人程度で行う
・制圧中の拠点周囲をクリアリングする役回りも大事
・回遊魚状態になることやそこに混ざるのは避ける
この4点を意識すれば拠点制圧の基本的な部分は押さえられるかと思います
初心者の方は基本的に拠点制圧しつつ外から入ってこようとする敵の排除、経験者の方は制圧に回っている人数が少ないのであれば制圧に回り、制圧に十分な人数が揃えばクリアリングに回るなどするのがいいでしょう
拠点制圧する際のコツとしてはオブジェクトや壁などを利用して射線を限定し、敵を待ち構える態勢を作ることです
敵が制圧中の拠点内に入って来たからと打って出るのは避けましょう
FPSに限らずシューティングゲームで地の利を得ることは撃ち合いにおいて重要なことで、BF1の拠点はその地の利を得やすいように作られている場合が多いため拠点の制圧中に打って出る行為は地の利を捨てることを意味します
ドタバタ走り回って足音で敵に位置を知られる危険性もあるので、拠点内で地の利を得たら敵が来るまでじっと待ち構えるのが基本的には最善かと思われます
拠点を制圧しない、あるいは防衛しない、争っている拠点周りとは関係ない場所で延々と戦い続けているのはゲームに参加していないも同然でそれを嫌うプレイヤーもいます
拠点が絡んでくるゲームでは拠点の存在を意識して戦うことを心がけてみましょう