66号線の途中

このブログは主観と偏見、あと申し訳程度に客観的要素から成り立っています

ウォーミングアップするには良さげ Aim Lab

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Aim Labはエイムトレーニングに特化したゲームです

Steamから購入可能で現在はアーリーアクセス中になっています

store.steampowered.com

 

これより前にリリースされた同系統のゲームでAim Heroというものがあります

共通している部分はいくつかありますが、Aim LabがAim Heroと異なるのは

・ゲーム感度のプリセットの対応タイトル数が多く、PUBGにも対応している

・武器の種類が多く、フルオートで射撃出来るAR(SCAR)もある

・ゲームモードが多い

・1,2週間に1回アップデートが入る

といった所が大きな違いでしょうか

特にAim Heroには存在していないフルオート武器の存在は大きいです

筆者はフルオートで扱える銃も触りたかったためAim Heroには物足りなさを感じていました

アップデートも1月末にアナウンスがあってから適用される気配がないというのが気になります

 

逆にAim Labの気になる所ですが

・ゲームモードのカスタマイズが出来ない

・PUBGやOWを想定した背景のモードが存在するが視認性が悪い

・銃と手元の位置が画面中央に寄りすぎ+大きすぎてターゲットが見えない時がある

主にこの3点でしょうか

Aim Heroはゲームモード選択時に制限時間やターゲットのサイズ、表示時間等を個別に設定することが出来ます

しかしAim Labにはそれがなく、モードによってはターゲットのサイズがランダムで異なったり表示時間がランダムだったりする程度です

ホーム画面右上に大きく数値が表示されるのですが、これがスキル値を表すもののようでこの数値に応じて難易度が変わる節はあります

要はユーザーの腕に合わせてトレーニングモードの難易度が変化するというわけですね

またマップ背景が3種類あって電子空間のようなマップ、PUBGの島をイメージしたようなマップ、OWの寺院をイメージしたようなマップの3種類があります

トレーニングするにはこの3種類のマップから選んで個別のモードを選択する流れで、基本的にどのマップでも出来るトレーニングは同じです(PUBGマップとOWマップで出来るモード数は限られています)

PUBGマップだけ特別にBOT撃ちがあります

しかしこの両マップ、視認性が酷く悪いです

電子空間のマップは灰色を基調とした背景に水色のターゲットが表示されるため視認性は良好です

残りの2マップは背景とターゲットの色が同系統で同化しやすく見辛さが目立ちます

ターゲットの色も変更出来るようにしてくれるといいのですが・・・正直今は電子空間のマップでプレイするのが最善かと思われます

あと文頭の画像を見て頂けると分かりやすいのですが、銃身が画面中央寄りのため画面右下にターゲットが表示された時に咄嗟に見失うケースがしばしばあります

これもどうにかならないのかなと思う点ですね・・・

 

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さて、このゲームはエイムを向上させることを目的としたゲームですがレビューは賛否両論になっています

 

こういったエイムトレーニングするゲームに対して何を求めるかによって満足に思うか不満に思うかは分かれるでしょう

 

筆者は不満点も挙げましたがそこを除けば概ね満足しています

 

現在はFPSといえばBF1をプレイすることがほとんどなのですが、過去作にあった射撃演習場のように実質オフライン環境で的を撃ち続けるといったことが出来なくなったためそのようなモードが欲しいと思っていました

 

個人的にはある程度(1年以上)はFPSをプレイしているようなプレイヤーがエイム向上を目的に買う必要はないかと考えています

逆にPCでFPSをやり始めたばかりでまだマウスキーボードでの操作やシューティングゲームそのものに慣れていないという人には向いているかもしれません

 

筆者はBF1を発売当初からプレイしているので1年と半年近くはプレイし続けていることになります

 

Aim Labはウォーミングアップをする目的で購入しました

 

筆者がスロースターターでBF1にはBOT撃ちや射撃演習場がないため多少脳や目、手に負担をかけてからプレイした方がいいと判断したためです

 

エイムトレーニング特化のゲームをするプレイヤーに対して抱く懸念といえば「トレーニングで良い成績を出すために特訓する」という流れが出来上がってしまうことです

もう少し書くならばトレーニングのためにトレーニングをするという状態ですね

 

前日出したスコアよりも今日のスコアは低かった、だからもっとやって前日よりいいスコアを出さないといけないと強迫観念に駆られるのはあまり良い傾向ではありません

 

エイムはプレイヤーのその時その時のコンディションやメンタル、環境によって日々異なるものだと考えています

 

なので、前日より明らかに調子が悪いと感じたとしても「まぁこういう時もある」位に割り切ってこの手のゲームは程々にプレイするのが最善です

 

エイムの基礎は敵を画面中心に収める視点移動から射撃をスムーズに行う動く敵は逸れないように画面中心に収め続けるこの3点に集約されると思うので、これらが出来ていると思うのであればエイムの向上は自身がプレイしているタイトルでやる方が良いかと思われます

 

Aim Labのようなゲームはわざわざエイムを向上させるために買うほどのゲームではないというのが持論です

 

しかしウォーミングアップをするには手頃だと思うので、BOT撃ちなどが存在しないタイトルのFPSをしているプレイヤーで軽いトレーニングやウォーミングアップをしたいという人にはお勧め出来るゲームではあります

 

この記事がAim Labに限らずエイムトレーニング特化のゲームを購入する際の判断の一助になれば幸いです