BF1:未だにトップクラスの強さを誇るSMG Automatico M1918
Automatico M1918(以下マチコ)はイタリアのベレッタ社が開発したサブマシンガンで、作品内で警戒兵の持つVillar Perosa M15(以下ペローサ)を単丁化したものです
ペローサを戦術に組み込んだところ成功し、より扱いやすい突撃銃を求めた結果この銃が生まれました
世間一般的にはMP18がSMGの始まりであると考えられているようですが資料によってはマチコの方が早く実戦配備されたと記されており、この銃もSMGの始まりであるという話もあるそうです
BF1ではファイアレートが900rpmと作中最高値であり過去作のBF4にあったAEK-971
を彷彿とさせるような銃となっています
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それでは簡単にスペックを見ていきましょう
装弾数:25/125
最大ダメージ:23
最小ダメージ:13.5
ファイアレート:900rpm
弾速:380m/s
リロード時間:2.1s(撃ち切り時は2.8s)
ファイアレートに対する装弾数は少なく息切れの早い銃になっています
その代わりリロード時間は短く、マガジン式のプライマリウェポンの中ではタクティカルリロードをした際だと最速レベルです(ちなみにMP18とリベロルも同じタイムだったりします)
最大ダメージは23で、6mから威力減衰が始まります
12mでダメージが20となり胴体に命中させて5発キル出来るのはこの距離までです
37m先からはダメージが最低値となりそこから先はキルに8発の弾が必要となります
モデルは3つ用意されており、
1つ目の初期仕様は反動と精度回復に補正付き
2つ目の塹壕モデルは腰だめ精度が強化
3つ目の突撃歩兵モデルは全方向の反動が25%低減されています
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さて、ここからはマチコそのものと各モデルの使用感について述べていきましょう
主観と偏見が多分に混じっている点はご容赦ください
マチコは高レートによる瞬発火力をウリとした武器ですが、高反動による精度の悪さから考えると近距離に特化した銃であるといえます
まぁSMGなので当然といえば当然なんですが
まず近距離で撃ち負ける見込みは少ないでしょう
特に今作は全体的に腰だめ精度が良いため角で敵と鉢合わせということになれば相手がSGでも持っていないかこちらが瀕死でもない限り負ける要素は少ないです
代わりに中距離や遠距離戦になるとキルに弾数が多く必要になることも相まって非常に厳しくなります
例えば砂にロングレンジで射線を通されていたり看護兵のSelbstladerやモンドラゴンに遠くから見られていたりする場合ですね
以上のことを踏まえるとまず初期仕様のモデルを使う必要性は低いかと思われます
タップ撃ちに向いているのが初期仕様の特徴ですが弾持ちが悪いのと火力の低さ、圧倒的なファイアレートによるフルオートで撃った方が強いことを考えるとあまり得策ではないですね・・・
とはいってもフランス軍DLCに含まれているSMGのリベロルをアンロックする場合はこのモデルで50キルする必要があるのであの銃が欲しい場合は使いましょう
塹壕モデルは6発キル出来るくらいの射程――だいたい15mちょっと程度ですかね、それくらいの距離なら腰だめで確実に仕留められます(多分)
実際レーザービームでも撃ってるのかというくらい腰だめ精度が安定しているのでお手軽さは半端ないです
ADSした時は銃身が大暴れするので基本的には腰だめで運用しましょう
以前はこのモデルを使ってスライディングで不意打ちをかましつつ撃ち込むということをしてくるプレイヤーが多かったのですが、スライディングが弱体化したのであまり見なくなりましたね
とはいってもまだまだ十分強いんですが
いわゆるお手軽な強武器がこの塹壕モデルです
突撃歩兵モデルは反動低減によってADSした時に安定して狙いをつけることが出来ます
そのため塹壕モデルより交戦距離が長いですね
腰だめ精度も反動低減の恩恵で安定感があります
お手軽さを求めるなら塹壕モデル、強さを求めるなら突撃歩兵モデルといったところでしょうか
腰だめとADSを使い分ける必要がありますが、それが出来るようになれば他の2モデルよりも強いと思います
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ここまで書いたものを簡単にまとめると
・継戦能力を犠牲にした代わりにトップクラスの瞬発火力を持っている
・反動が強く威力減衰が大きいので中遠距離戦は不向き
・近距離特化で腰だめ精度が強化された塹壕モデルと相性が非常に良い
・反動の強さを殺してくれる突撃歩兵モデルでの運用も強い
反動増加の修正を過去に何度も喰らっていることもありリコイルコントロールの難易度は上がりましたが、未だに近接戦における優位性は高い銃です
突き詰めていくなら如何に相手との間合いを詰めて近接戦に持ち込むか、連戦になった場合は継戦能力の低さをどうカバーするかを考えていく必要があります
次の記事ではそれらを踏まえて装備構成や立ち回り方について書いていこうと思います